犬が吠える理由には、挨拶、興奮、警告、要求、なわばり、恐怖、不安など、さまざまです。これらはコミュニケーションの一種ですが、過度な吠えは近所迷惑になったり、行動上の問題があります。
吠える理由を特定し、良い行動を増やし吠えの行動を減らすようにいたします。
犬は留守番中、どこにいますか? ケージの中で鍵をかけて外出していますか?
子犬のときとは違い、狭い場所に閉じ込められた状態が続き、行動を制限されると、犬のストレスレベルが高くなり問題となる行動へと発展する可能性があります。鍵のかかったケージは犬が1日中過ごす場所には不適切です。
犬が、家の中で、わたしたちと同じように穏やかにくつろげるようサポートします。
犬の散歩は非常に大切です。運動、他犬との交流、匂い嗅ぎ、犬と飼い主の絆を深める場にもなります。健康面で言うと、走ることは、全身の健康の維持、臓器や筋肉を丈夫に保つのに役立ちます。
また、エネルギーを発散させることで、ストレスを軽減させることにも繋がります。他犬への吠え、突進、車、人、などに問題を抱えていると毎日の散歩もお互い辛いものになってしまいますね。散歩の質を高め、楽しく散歩ができるようサポートします。
犬がやりたくないことを強制しないでください。
例えば、引きずってまで無理やり散歩させる。これは、犬を主体に考えてはいません。犬がパニックに陥っているのにもかかわらず、強制的に遂行した場合、恐怖は増し、飼い主との関係をさらに悪化させます。怖がりな犬が必要とする時間を理解し、ゆっくりをトレーニングを行うことが重要です。急ぎ過ぎるとトレーニングが後退することになります。犬が恐怖を克服できるようサポートいたします。
攻撃行動(フードアグレッション含む)
攻撃行動には恐怖、対立、防衛、領土に関連した攻撃が考えられますが、学習と条件づけにより強化された可能性があります。また痛みから引き起こされる攻撃行動もあります。学習からくる攻撃行動の例では、「安心させようと声をかけていることが報酬となり、攻撃行動が強化された」「攻撃行動に対して脅されたり、罰を与えられたことで、攻撃行動が強化された」などです。これらには系統的脱感作、拮抗条件づけの手法で対処します。
子犬は新しい家に来たときから学習しています。
排泄場所を教えることも大切ですが、この時期は社会化トレーニングが最も重要です。犬の恐怖期は生後3ヶ月後半あたりからやってくるため、それまでの短い期間で人(特に男性、女性、こども)、生活する上で遭遇するあらゆる場所、犬に慣らすことが必須なのです。そうしないと、これらの刺激は恐怖となり問題行動が増える可能性が大きいのです。そのため、子犬の時期には専門家による正しい知識を持つことが大切になります。
犬を幸せで健康に保つためには、お手入れと、それを維持、継続させることが必要です。これには、爪切り、歯磨き、ブラッシング、点眼、耳掃除などが含まれます。私たちが犬にこのケアを提供するためには、安全で犬が喜んで楽しく参加するように犬に教えることです。正の強化(提示型強化)、拮抗条件づけ、及び系統的脱感作療法を使用して行います。オーナー様が1人でお手入れできるようにサポートいたします。 さまざななグルーミングや、獣医師による処置、取り扱い検査に対して、ポジティブな感情的反応を生み出すことで、ストレスの少ない方法で、必要なケアを提供できますよう努力いたします。
Communicate with your dog.
困った行動を専門にトレーニングしています。行動分析学や、動物行動学、学習理論などを取り入れ、困る行動を減少させます。オーナー様の接し方を変えて頂くことで変化していきます。
犬の行動の問題は、社会化不足、*ネットから得た誤った情報によるトレーニング方法の実施、罰を用いるトレーニングをしたことによる行動の悪化、誤学習など、わたしたちの生活している環境や行動は犬の行動に影響を与えているということがわかります。罰(嫌悪刺激含む)を1度でも与えられた場合、犬はその時点で行っている状況と結びつけて学習し、予測し、回避か攻撃行動をします。それらは日常的にストレスとなり他の問題行動が出現する可能性が高く人との関係性を悪くします。それよりも、犬に望ましくない行動をする必要がないほど良い行動を増やしたら自ずと情動も嬉しい、楽しいになり、良い行動は増えます。犬の行動の原理を知ると楽しくトレーニングすることができます。厳しさは必要ありません。どのようなトレーニングをするか、初回カウンセリングでお伝えさせて頂いております。お気軽にご連絡下さい。
*参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvma/75/2/75_e36/_pdf/-char/ja
訓練及び行動修正に際し、以下のツールの使用を禁止する
・チョークチェーン(チェーンカラー)
・プロングカラー(スパイクカラー、ピンチカラー)
・ショックカラー(電気ショックなどの嫌悪刺激を与える物)
・スリップリード
これは、犬が動物として求めている欲求を階層性にしたものである。著名な心理学者であるアブラハム マズローが、人間をもとに欲求の階層性を適応させたもので、1番下が最も重要項目となっている。
社会的動物の安全性の確保、生物学的な欲求、身体的および感情的な健康、社会的絆など、これらが満たされると、異常な行動を示す可能性がはるかに低くなるという指標である。したがって満たされていない項目があると、不適応行動の発現率は高まるという考え方である。
行動療法(BEHAVIOR THERAPY:BEHAVIORAL PSYCHOTHERAPY:CONDITIONING THERAPY)
学習の原理であるオペラント条件づけを、症状を減少させ、 効果のない不適応的な行動パターンを修正するために適用した心理療法。 行動の心理的要因の土台にあるものを探求するというよりも、行動それ自体と、行動を強化するような随伴性と環境要因とにこの療法は焦点をおいており、 幅広く多様な技法が行動療法では用いられる(APA心理学大辞典)。
応用行動分析学(APPLIED BEHAVIOR ANALYSIS:ABA)
オペラント条件づけといったスキナー(B.F.Skinner)の考案した行動原理を実践へと拡大させたもの。 異常行動や、問題行動に対する治療として、応用行動分析を様々にアレンジしたものが、臨床場面で行動修正や、 行動療法の形で用いられる(APA心理学大辞典)。
オペラント条件づけ(OPERANT CONDITIONING)
行動の結果の関数として、行動の変化(学習)が生じる過程。たとえば犬に芸をしこんだり、 無作法のこどもが行動を改めた際に褒美を与えることなどがある。先行条件、行動、 そして結果を用いることを当てにした治療的アプローチである。たとえば、報酬による強化は日常場面の行動を改善するために用いられる(APA心理学大辞典)。
◆環境、行動が定着するまで継続的なレッスンをお願いいたします。
◆レッスン期間:3ヶ月〜6ヶ月 回数3~10回 初回カウンセリング後、2週間毎にレッスンを行います。4回目くらいから1ヶ月毎のレッスンになり経過観察をし、改善したことを確認し、終了となるのが一般的な流れです。 (環境改善、飼い主様による介入頻度、問題行動の症状により異なります) トレーニング中はメール、電話、動画によるサポートもあります(無料)。まずは無料でお電話でヒアリングさせて頂きます。
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